2017-01-01から1年間の記事一覧
※ネタバレ注意 選書の理由 伊坂幸太郎先生の本の新刊は全て読んでいるのでこれも例外にもれず購入。7/28発売となっていたわりに7/26頃にはもう書店に並んでた。これが角川書店の力か、講談社の発売日に並ばないノベルスの新刊とは違う。。。 書評 汚い仕事の…
選書の理由 本屋にずっと並んでいた新書。これを読むために福岡伸一先生の著書・訳書を数冊読み倒して、先生の使う言葉の豊富さ繊細さに魅了されて、その文章、構成の虜になった。かつて2巻出ていた「動的平衡」は読まずにこの新書に取り掛かる。もしかした…
選書の理由 福岡伸一先生の著書を読み漁っている内の一冊。特に帯に書いてある"「生きている」とはどういうことか"の一文にとても興味をそそられた。 書評 阿川先生と福岡先生の対話形式で、センス・オブ・ワンダーをキーワードにして主に幼少期の体験につい…
※ネタバレ注意 選書の理由 最新刊が出たので読む。終わる終わるサギのようにいつまで経っても終わらないけど今のところ終わるまで読むつもりで読む。当初のドロドロの怪異の話はなくなってたり、主人公も刊によって違うし、発行順が時系列順になってないから…
選書の理由 福岡伸一先生の最新刊「動的平衡」を読む前に以前の著作を色々読んでみる。これまでは講談社現代新書だったが、初のインターナショナル新書、赤い装飾と栞も同色の物が入っていてとても綺麗だと思う。音楽を流しながら読み始める。 書評 資本主義…
選書のきっかけ 「世界は分けてもわからない」「生物と無生物のあいだ」と福岡伸一先生の本を読んでみたところとても面白かったので訳書ではあるけど、これも読んでみる。 所感 人間の体を部品として売り買いする様が、その歴史から今に至る過程まで様々な事…
選書のきっかけ 「世界は分けてもわからない」がとても魅力的な文章で描かれている科学系の本だったのでこの著者の本をいくつか読んでみる。 所感 この著者の書くものを読むのはまだ2冊目だけど、どちらも科学系の書物なのにとても文学的な表現に溢れていて…
最近新書が出て書店の本棚で見かけることが多いのであえてちょっと前に出たものをチョイス。 冒頭、プロローグからとても詩的な始まりで本当に科学系の本なのかと思うくらい人物にのめり込んでしまうところだった。まだ冒頭数ページだが文章から濃厚さが感じ…
まとめアプリで記事を見かけたので購入。特に何かを諦めるつもりもないけど、いつのまにかあきらめてしまわないようになれば良いなと思って読んでみる。 何かをあきらめるためには何かに執着する必要があると思うけど、プロローグに上がっている例をみる限り…
ニュースまとめアプリで見かけたので購入してみた。 もともとどこかの部位を切除したとか、手術を施したとかいう記述が苦手なので若干苦労しながら読み進める。タイトルにある進化しすぎた脳という話は非常に興味深くて、脳に水が溜まるなどしていて生まれつ…
まとめアプリで見た本が書店の店頭にも置いてあったので購入してみた。 "常識の世界からは外れていると認識していた"か、自分にも同じような感覚が未だにあって、自分のやっていること、考えていることには実は絶対的な正解があって自分のしているそれは正解…
※ネタバレ注意 「MOMENT」「WILL」と立て続けに読んできた。やっぱりシリーズは一気通貫で読むと細かい部分がちゃんと繋がって面白い。刊行時期に合わせて読むと期間が空きすぎてどうしてもあやふやな部分ができるから。まぁ真賀田四季ばりの記憶力があれば…
SmartNewsの読書タブを見ていたら出てきたので試しに購入。この手の本とか自己啓発本はいくつか読んだけどなかなか馴染めない。でも馴染めない感を確認するかのように定期的に読んでる。自己啓発系の本を読む利点は個人的にこの手の本がどうしても信じられな…
※ネタバレ注意 泣きながら3回目のMOMENTをなんとか読み終えたので今度は続編「WILL」の2回目。 読中メモ 森野のいう絶情はもしかしたら、やり場のない喪失感・悲しさ・虚しさ・不安とか全部入り混じったもので、泣くことすらできない、とにかく何をしても消…
※ネタバレ注意 1000冊以上読んできた中でも1、2を争うぐらい好きな本。最初に読んだ時は感動して虚脱感しかなかった。帯にはミステリィって書いてあるけど純文学な気がする。今誰かにおすすめするならこの本かな。果たして3回目の読後感や如何に。 読中メモ …
※ネタバレ注意 神保町の三省堂で偶然目についた本。ちょっと立ち読みしたら目次に感じるものがあったので購入してみた。 読中メモ “人の記憶は三世代で失われる。"なんと今の時代、祖母、母と母乳で育てられなかった世代の女性は母乳が出にくくなっていると…
※ネタバレ注意 MOMENT、WILL、MEMORYこの先生の作品はとても切なくて、読んでいると手が震えてくるぐらい心に響く。誰かにオススメの本を聞かれたらまずはMOMENTを紹介することにしています。この本もとても楽しみ。 読中メモ 一気に読み終わってしまった… …
※ネタバレ注意 この作品は僕に本の面白さを教えてくれた。今から10数年前、まだ大学生だった頃、当時一年に一冊読むか読まないか程度でどちらかといえば漫画の方が購入量が多かった。そんな時、気まぐれで入った本屋で本当に偶然、タイトルが目に留まって購…
※ネタバレ要注意 四季シリーズ「冬」もう何回読んだか忘れた。X、G、Wと一気に、そして少し前に百年シリーズを読んだこともあってここはぜひ四季シリーズを読まなければならないと勝手に感じた。というか僕はS&Mシリーズから入った口なんで主人公はいつまで…
※ネタバレ注意 Wシリーズ最新刊 この巻を読むために前作までの5巻を一気通貫で全部読んだ。いざ尋常に勝負。 読中メモ “天井"と"天丼"をいつも見間違う。前後のコンテキストから先入観を受けていないとポジティブに捉えておく。 ナクチュのリーダであるカン…
※ネタバレ注意 Wシリーズ2周目 それなりに内容覚えてるけどせっかくだからこれ読んでから最新刊に取り掛かる。 読中メモ だんだんデボラが攻殻機動隊のタチコマとかロジコマに見えてきた。見えてないか、読めてきた?感じられてきた?思えてきた? デボラと…
※ネタバレ注意 Wシリーズ2周目 今まで各巻3ヶ月ぐらいのスパンを開けて読んでいたのでそれぞれ別の場所での話かと思ってたけど、結構前巻、前々巻は同じ場所だったし実は百年シリーズの舞台だったしと新たな発見が多くて驚き。 読中メモ 前巻でハギリ博士の…
※ネタバレ注意 Wシリーズ2周目 タイトルだけだと内容全く思い出せない。読んだら何が出てくるか楽しみ。 読中メモ 「君のそういうところが、私は好きだ」自分が他人に対して好きになれるところを認識できるようになりたいな。それを言葉に出すかどうかは別と…
※ネタバレ注意 Wシリーズ2周目、というかXシリーズ、Gシリーズを一気読み中。Wシリーズは新刊「青白く輝く月を見たか?」が発売されたのでこれを読む前にあえてこれまでの復習。 読中メモ アネバネは小柄で体格のいい人物だと思ってたけど痩せてるらしい。イ…
※ネタバレ注意 Wシリーズ2周目 1巻は記憶が薄いのでX、Gシリーズ2周目を読み終わった直後のこのタイミングで読み直す。 読中メモ アリチ博士のセリフってこれだけだったのか。パラサイトが被害者ってのはどういう意味だったかな。パラサイトしたのは人間の方…
※ネタバレ注意 Gシリーズ2周目 ほんとは前巻で2周目は止める予定だったけど、ものすごく気になったからこの巻も読む。 読中メモ 観戦に島田さんのストーリィで半分以上読んでもこれといって思う事が全くない。 金は誰だろう、島田よりも萌絵のことを知ってる…
※ネタバレ注意 Gシリーズ2周目 2周目はこのγで最後、χは時系列がぶっ飛ぶし、記憶にも新しいから今回は読まない。 読中メモ “犀川の頭の半分は、γのことを考えていた。考えるといっても、ただ、連想を続けるだけで、夢を見ているような状態だった。" 考え方…
新宿の書店で見かけたので購入。今のAIブームは人間の無意識を理解できない限り発展はないと思ってるところだったので、一度試しにこの手の本を読んでみる。 読中メモ コンプレックスの話、因果推論に置ける共変量に構造が似ている気がする。 自我は新しい経…
※ネタバレ注意 Gシリーズ2周目 登場人物見たら加部谷とか雨宮がもう就職しとるし時間の流れの早さにびっくり。特に山吹の職業からすると、前作から数年の時間が経ってる。。なんで海月君だけまだ学生なんやろ。。1年生から入り直したんか。。 読中メモ なん…
※ネタバレ注意 Gシリーズ2周目 この巻も最初に読んだ時の記憶がほとんどない。でも最近の巻の萌絵の不安定さは前巻である程度解明されたから本来の登場人物中心に戻っているんじゃないかしら。 読中メモ 既に萌絵がW大に行ってしまってるのか・・・というこ…