1000冊の記憶

1000冊以上本を読むともう内容が曖昧になってくるのでちゃんと感想を残します http://booklog.jp/users/f_t812

2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

村上春樹「海辺のカフカ」を読んだ

10年以上ぶりに読み返した.前回読んだときは精神世界の話に全くついていけずにほぼ字面を追うだけだったが今回は読み込めた. ほとんど内容を忘れていたのでナカタさんの展開には相当に驚かされた. ようやく全体の流れが掴めたところで難解さを理解できた…

村上春樹「東京奇譚集」を読んだ

最初のお話が著者の聞いた偶然についての話だったからつまらない本かと思ったが,2つ目の話からは結構おもしろかった.とくに「どこであれそれが見つかりそうな場所で」は何年か後にもう一回読んでみたい作品だった.

村上春樹「螢・納屋を焼く・その他の短編集」を読んだ

短編だからこそというか短すぎて読み取りが難しい作品が多かった.特に納屋を焼くなどは他の解釈の仕方もあるのなら是非聞いてみたいと思える作品だった.