1000冊の記憶

1000冊以上本を読むともう内容が曖昧になってくるのでちゃんと感想を残します http://booklog.jp/users/f_t812

2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧

梯久美子「散るぞ悲しき」を読んだ

SNSで流れてきて読んでみた一冊.最後の方は読み進めるのが辛くなる本だった.硫黄島の話は歴史の教科書で数行読むぐらいの知識しかなかったがもう少しだけ深く知ることができた.

今井むつみ「ことばと思考」を読んだ

SNSで流れてきたのでタイトルが気になって読んでみた本.なるほどなと思う内容はちらほらあったけどそんなに面白くはなかった.

奥田英朗「コメンテーター」を読んだ

超久しぶりの伊良部シリーズ最新刊.久しぶりにめちゃくちゃ面白くていろいろ救われた.昔はわからなかった精神科の病名が色々わかるようになっていたところに自分の成長を感じた.

村上春樹「街とその不確かな壁」を読んだ

昔読んだ本の続きを彷彿とさせる内容だった.今の自分の状態とよくマッチしていて辛くなる部分も多く,とくに最後の「さようなら」のくだりは精神が崩壊する寸前だった.

森博嗣「君が見たのは誰の夢?」を読んだ

あまりにも世界を単純に捉えているなという印象をもった.福岡伸一先生の本を読んだ直後に読むのは読み合わせが悪い本だった.内容的にはけっこう面白くて最後の展開はびっくりだった.

福岡伸一・坂本龍一「音楽と生命」を読んだ

書店で見かけて買ってみた一冊.ロゴスとピュシスの話で頂きまで辿り着いた人間の境地をみているような本だった. 考え方は非常に面白いし,普段自分が何気なく使っている言葉・思考方法を今一度考えさせられる内容だった.