1000冊の記憶

1000冊以上本を読むともう内容が曖昧になってくるのでちゃんと感想を残します http://booklog.jp/users/f_t812

2017-08-01から1ヶ月間の記事一覧

半藤一利 佐藤優「21世紀の戦争論」

選書の理由 池袋のジュンク堂書店で偶然見かけたので購入。本来は半藤一利氏の「文士の遺言」か立花隆氏の著書でも買おうと思っていたが本を手にとってみたところ今ひとつピンとこなかったのでこちらを購入。 書評 面白かった。日露戦争後から現代まで続く日…

立花隆「がん 生と死の謎に挑む」

選書の理由 久しぶりに立花先生の本を読んでみたくなったので購入。久しぶりだったので自分が医療系の話に弱いの忘れていた。電車の中とか外では読めない。貧血起こして倒れるかもしれない。 書評 著者が冒頭で説明しているが、本書はNHKで放送された番組の…

赤坂真理「愛と暴力の戦後とその後」

選書の理由 まとめアプリで紹介されているのを見て購入。新宿のbook1stにたまたまあったから購入したが、もしなかったら買っていなかったかもしれない。 書評 論理展開よりも著者の感情が全面に出ていて非常に読みにくかった。思いつきをメモに残していって…

甲野善紀 養老孟司「古武術の発見」

選書の理由 まとめアプリに出ていて気になったので購入。養老先生の最近の著書はあまり好きではないけど本書は結構前のものなので期待。 書評 あまり読んだことのない内容の本だった。基本的には身体と精神の話で現代の日本人がいかに身体を意識の外に置いて…

畑村洋太郎「技術大国幻想の終わり」

選書の理由 まとめアプリで見かけたので買ってみた。日本が技術大国だった時代などとうの昔に終わってる感がしているのと、こういう否定的できつめなタイトルの本って重箱の角つつくような批判ばかり繰り返して中身が伴ってないことが多いのでちょっと不安。…

伊東乾「人生が深まるクラシック音楽入門」

選書の理由 まとめアプリに出ていたので気になって購入。30万のオーディオ機器1セットは持っていても、クラシックはこれまで何回かチャレンジして見ても、未だに良いと感じられていないので方向性を変えて知識の面から興味が持てるか試して見る。 書評 とて…

「僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう」

選書の理由 ニュースキュレーションアプリに出てきたのと以前書店でよく見かけていたので思い切って購入。新宿のbook1stを探したがなかったので神保町の三省堂で見つけた。 書評 タイトル通り数人の先生方が苦労話をしてくれる本だったが、何者でもない頃の…

「グローバリズムが世界を滅ぼす」

選書の理由 ニュースアプリを見ていたら出てきて、書評が面白そうだったので購入。もしかしたら自分が常々思っていることに近しいことが書いてあるんじゃないかと期待。 書評 端々にとても強い言葉が使われている。また比較対象となる相手についてはネガティ…

牧村康正「「ごじゃ」の一分」

選書の理由 ニュースアプリでたまたま見かけたのと、最近読んでる本とは違う傾向のものを読んでみたくなったので購入 書評 "だろう"、"かもしれない"、"らしい"第三者の書いた自伝ほど信憑性にを疑いたくなる内容はない。基本的に賞賛の嵐だったけど、内容が…

福岡伸一「もう牛を食べても安心か」

選書の理由 福岡伸一先生の著書を色々読んでいる中で、今日たまたま書店の本棚に並んでいるところを見かけたので購入。本当は違う本を探しに行ったけど、それはなくて代わりにこの本が会ったので何かの縁だろう。 書評 今は全くと言って良いほど報道されなく…

シュレーディンガー「生命とは何か」

選書の理由 先に読んだ福岡伸一先生の「生物と無生物のあいだ」で紹介されていたので福岡先生の一連の書を読む間に挟んで読んでみる。 所感 本のタイトルになっている「生命とは何か」という問いに対してシュレーディニガーは原子の振る舞いを説明する物理学…