1000冊の記憶

1000冊以上本を読むともう内容が曖昧になってくるのでちゃんと感想を残します http://booklog.jp/users/f_t812

2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

福岡伸一「ゆく川の流れは,動的平衡」を読んだ

本屋で見つけたので買った一冊.福岡先生がどこかで連載していたコラムをまとめた本. ひとつか二つぐらいは面白い内容のものがあった.祇園精舎の鐘の音の舞台が京都ではなくてインドだというのは驚きだった.

読売新聞社生活情報部「私のうつノート」を読んだ

ネットで見かけて買ってみた本.流石にちょっと古い気はしたが双極性障害を発症した人のリアルな経過がわかりやすく描かれていて非常によかった.特に大うつ病と双極性障害の違いが鮮明にわかったのと,治療の方法が逆になることを知れてよかった.

スヴィトラーナ・アレクシエーヴィチ「戦争は女の顔をしていない」を読んだ

昨今の情勢を踏まえたのとSNSで流れてきたので気になって読んでみた一冊. 第二次世界大戦でロシア兵の中に女性がいたことを初めて知った.しかも16歳程度の子が年齢を誤魔化してまで志願していたことが驚きだった.さらにその後復員してからの女性蔑視は今…