1000冊の記憶

1000冊以上本を読むともう内容が曖昧になってくるのでちゃんと感想を残します http://booklog.jp/users/f_t812

2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧

森博嗣「ペガサスの解は虚栄か」

※ネタバレ注意 選書の理由 森先生のこのシリーズは無条件購入。このシリーズは人間とは何かを色々考えさせられるので非常に面白い。 書評 人工知能いが希望的観測をして演算から導かれる事実を見誤る。それを修正するために他の先輩人工知能が指導を行う。学…

稲盛和夫「活きる力」

選書の理由 稲盛氏のこの手の本は仕事に対するやる気を思い出させてくれる。仕事に対するひたむきさ・誠実さについてこれだけ真剣に向き合っている人がいるということだけで十分な励みになると思う。今回もそんな内容に期待して購入。 批評 鹿児島大学での稲…

伊坂幸太郎「ホワイトラビット」

※ネタバレ注意 選書の理由 伊坂作品は無条件購入 書評 時系列が飛んだり、やたらと説明文が多かったのが印象的だった。余計な話が多い方が物語として厚みを増すのはその通りだと思うけどわざわざ記述してくれんでも良いよ。 内容としてはいつもの伊坂作品通…

石田衣良「裏切りのホワイトカード」

※ネタバレ注意 選書の理由 このシリーズは無条件購入。 書評 面白かった。いつも通り一日というか半日で読み終わってしまった。最近のこのシリーズを読むと、社会問題をほんの少しだけ実体験に近く、浅く、広く知ったんだろうなという感覚になる。小説を読ん…

東野圭吾「マスカレード・ナイト」

※ネタバレ注意 * 選書の理由 東野圭吾氏の新刊は無条件で買い。 書評 LGBTが主題だったのかと思いきや、最後は警察批判だった。今回は主人公の閃きとかではなく物語が平穏無事に終わったのはヒロインの習慣だった。まぁシリーズ物ならこういう回があってもい…