1000冊の記憶

1000冊以上本を読むともう内容が曖昧になってくるのでちゃんと感想を残します http://booklog.jp/users/f_t812

利根川進 立花隆 「精神と物質」を読んだ(2回目)

10年以上ぶりに読んだ.最初は高校時代に国語の先生に教えてもらった本だった気がする. 今読み返してみると理解度が格段にあがっていて読み応えがあった.福岡伸一先生の本をいくつか読んだから知らぬ間にこの分野の知識が増えていた. ただようやくわかったことは「精神と物質」というタイトルに対して自分が期待していたものと中身が随分違うということのように思う. もう少し精神の話をして欲しいなぁ.結局免疫のメカニズムと脳のメカニズムに類似点が多いぐらいの今年か書かれていないから面白みに欠ける.