- 選書の理由
まとめアプリで紹介されているのを見て購入。新宿のbook1stにたまたまあったから購入したが、もしなかったら買っていなかったかもしれない。 書評
論理展開よりも著者の感情が全面に出ていて非常に読みにくかった。思いつきをメモに残していって、そのメモに適当な推測とほんのちょっとのリファレンスつけてる程度の内容だった。揚げ足をとるわけではないと言いながら漢字一文字の意味に異常に固執して、意味がわかってないからけしからんと、何を言いたいのか最後まで理解できなかった。結局、私が見てきたアメリカ凄い、日本遅れてる、的な田舎者の丸出しの本に思えた。-メモ
出だしが文学的だったのが逆に戦後?高度経済成長期?の暗闇を見せつけられるようだった。人の闇、社会の闇をどう人間の心が処理したのか、単にそれは見えているはずなのに見ないようになっていただけだった、という始まりは内容にどう反映されているのかちょっと楽しみ。
著者が学生時代に何のトラウマを植えつけられたのか知らないけれど、相当に根の深いものを感じる。”現代日本語はキメラでいくしかない”言語なんてどれも相応にキメラめいているでしょうに。自分が感じた劣等感をそのまま日本人に投影している感がすごい。