1000冊の記憶

1000冊以上本を読むともう内容が曖昧になってくるのでちゃんと感想を残します http://booklog.jp/users/f_t812

安永英樹「肉声」を読んだ

有名な宮崎勤の取り調べの際のテープを基にした書籍.イマイチ中略の入った文章にされると内容がよくわからなかったけど,どんな事件だったのかはなんとなくわかった.最後まで読んでみて思ったのはこの犯人がどういう動機で犯行に及んだのかはわからないままだったんだなぁということ.これで死刑執行してしまって良かったんじゃろか.人間の精神や心にはもっと理解してしかるべきものがあったんじゃないかと感じてしまった.