1000冊の記憶

1000冊以上本を読むともう内容が曖昧になってくるのでちゃんと感想を残します http://booklog.jp/users/f_t812

立花隆「日本共産党の研究[1]~[3]」を読んだ

先日の「中核VS革マル」に引き続いて読んでみた.戦前から戦後に掛けての共産党の歴史について詳しく書かれた研究本.著者自身が内部にいたわけではなく膨大な資料を基に書き上げたものなのでどこまで正確なものなのかわからない(それでも相当に正確であると思われる)が,兎にも角にも批判を受け付ける組織構造になっているってのは大事なことだなと思った. そして書かれた当時が1970年代なので2020年代の今と比べるとどうなのかは非常に気になるところ.以前としてこの頃のままだったら相当やばいな...