1000冊の記憶

1000冊以上本を読むともう内容が曖昧になってくるのでちゃんと感想を残します http://booklog.jp/users/f_t812

森博嗣「人間のように泣いたのか?」を読んだ

 Wシリーズ最終巻.天才とは,人工知能とは,未来はどうなるのか,人間とは,,という具合に読み取れるテーマが複数あって読むたびに味わいが変わっていくことを予感させてくれたシリーズだった.これまでのシリーズと同様に最終巻らしくなくまた続いていきそうな予感がする終わり方でもっと読みたいと思わせてくれる一冊だった.  なにはともあれシリーズが終わってしまったらしいので全巻もう一度読み直そうとは思うが,それよりもこの四季シリーズで新しいのが始まってほしいなぁ...