- 選書の理由
書店でタイトルが目についたので購入してみた. - 書評
最近養老作品はあまり読んでいなかったけど,これは面白かった.イコールを生み出した人間,”同じ”を作ろうとする意識.コンピュータの話はちょっと飛躍している感があったが,都市化により多くのものが同じになっていくと確かに動物に比べて人間は違いを意識しなくなっていると思う.特にプログラミングなどはその最先端かもしれない.今やどんな形式でコードを書いて,どう管理してどうスケジューリングして果てはどうタイピングするかまで同じであることが求められている世界.ちょっとした恐怖を感じる. - メモ
はじめにでも描かれていたが養老先生が思いついたことをつらつらと描いているだけの事はあって,リソースや内容におぼろげな所が目につくものの内容は面白い.特にイコールの話は確かにと思った.