1000冊の記憶

1000冊以上本を読むともう内容が曖昧になってくるのでちゃんと感想を残します http://booklog.jp/users/f_t812

立花隆「思索紀行」上下を読んだ

立花隆氏が亡くなってしまったので個人的な追悼の意味で読んでみた. 内容的には著者が過去に取材旅行したものをまとめた一冊.古くは70年代の話からあってさすがに古さが拭いきれないが, インディアンの虐殺がこれまで自分が知っているものの比ではなく衝撃を受けたり,フランスのチーズの話も興味を持った. さいごの80年代のニューヨークのエイズの話は今のコロナウィルスに通じるものがあると思った.