※ネタバレ注意
Gシリーズ2周目。この本は大学院受験間近に控えてたから買っただけでしばらく研究室の机の上に置きっ放しになってた巻。いつも森先生の本は発刊された瞬間に買って読んでたので例外的でとても思い出深い本。これを買った当時、発売日になっても大学の書店(books fronte)に並んでなくて講談社の本の入荷は遅いんだと認識した。
読中メモ
読後感 端々にとても文学的な表現が散りばめられている作品だと思った。森先生の作品はどうしてもミステリィに目が行かなくて登場人物の心中や発言の内容ばかりが気になってしまう。彼彼女らの悩み、思いに自分と近いものを感じる時にとても安心するし、もっと彼彼女らの事を知りたいと思う。自分はなんらかの安心感を求めて読書をしてるんだろうか。その傾向は大学生の頃の方が強くて森先生の作品にもっともっと共感していたような気がする。
- 作者: 森博嗣
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/05/10
- メディア: 新書
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