1000冊の記憶

1000冊以上本を読むともう内容が曖昧になってくるのでちゃんと感想を残します http://booklog.jp/users/f_t812

森博嗣「χの悲劇」2回目

※ネタバレ注意
Gシリーズ2周目 ほんとは前巻で2周目は止める予定だったけど、ものすごく気になったからこの巻も読む。

  • 読中メモ

    • 観戦に島田さんのストーリィで半分以上読んでもこれといって思う事が全くない。
    • 金は誰だろう、島田よりも萌絵のことを知ってると言い切れる人物。。。そして島田とは面識のない人物。。時代的に40年ぐらい経過してそうだから赤柳だの水野ではなさそうだな。あ、金子君か・・・金子君と海月君は面識ないんだっけか
    • “「おります」金は答えて、片手を伸ばした。"よかった。。明記されてないから相手はラヴちゃんじゃないとかないよね。。
    • 「質問は、二つでした。では、失礼します」前の巻の雨宮さんと犀川先生のやりとりですね。
  • 読後感
    もう完全に伏線回収の巻だった。次の巻は時系列的にどのあたりから始まるのか非常に気になる。この巻では最終的に前巻から40年程度時間が飛んだように思うけど、実際にはいつ飛んだのかもちょっと気になる。順当なら最初から40年後なのかもしれんけど、もしかしたら最後真賀田博士と島田文子の邂逅から一気に時間が飛んだ可能性も否定できない。何にせよ次巻以降がとっても気になるし、他のシリーズとどう繋がってどう収束するのか楽しみではある。でもどことなくシリーズ全体が拡散方向から収束方向になっているのが残念なのは否定できない。