1000冊の記憶

1000冊以上本を読むともう内容が曖昧になってくるのでちゃんと感想を残します http://booklog.jp/users/f_t812

宮口幸治「ケーキの切れない非行少年たち」を読んだ

試しに読んでみた一冊.精神疾患との関連よりも発達障害などとの関連が強い内容だった.学校で勉強についていけずにストレスが溜まるのは確かにありえる話だし,吐口になるのが非行というのもわかる.むしろ今まで問題なくやってこられて方が不思議な感覚になってきた.

クリストフ・アンドレ「精神科医がこころの病になったとき」を読んだ

タイトルで発見して読んでみた本.最初の方は複数の医師の具体的な経験談が書いてあって非常に参考になった.途中からよくわからないアドバイス的な内容に変わってしまい飛ばし読んだ. 日本語訳の本にしてはびっくりするぐらい日本語になっていて元の言語が透けてみる箇所がまったくなかった.

森博嗣「リアルの私はどこにいる?」を読んだ

WWシリーズ最新刊.読書専門の喫茶店で8割ぐらい読んだ.日に日に内容が難しくなる気もするが今回はちょっとだけサエバ・ミチルの話がでてきた.もうちょっとこの辺の話とリンクしてくれたら面白くなるなと思った.

村井俊哉「統合失調症」を読んだ

精神疾患についての知識を蓄えたくて読んだ一冊.鬱病双極性障害と違って環境の要因がそんなに大きくないというのが新たな発見だった.ストレス起因で起こるものだと思っていた.発症年齢に特徴があるのも新たにわかった.原因を早く突き止めたい.

沼田和也「牧師,閉鎖病棟に入る。」を読んだ

SNSで流れてきたので読んでみた本.前回の「妻はサバイバー」に続いて精神疾患の闇を見た気がした.精神疾患というと病気になってしまって会社で働けなくなる,いわゆるこころの風邪を前提としていたが,閉鎖病棟に入れられるような患者もいるということを認識した.

岡田尊司「あなたの中の異常心理」を読んだ

思ってたのとちょっと違った.もう少し精神疾患系の話かと思ったら異常心理みたいな話だった.実際の患者のエピソードというよりも過去の人物の推定だったので今ひとつピンとこなかった.