1000冊の記憶

1000冊以上本を読むともう内容が曖昧になってくるのでちゃんと感想を残します http://booklog.jp/users/f_t812

石田衣良「神の呪われた子」を読んだ

池袋ウエストゲートパークシリーズの最新刊.シリーズが続いているのは嬉しいけど時代の流れなのか昔ほどのスリリングな感じがなくなって久しい.シリーズの最初の方の刊ならもう一波乱ぐらいありそうなところがいきなり結論にとんでる感じ.時代の流れだろうなぁ,,

司馬遼太郎「韃靼疾風録」を読んだ

久しぶりに司馬本を読みたくなって読んでみた.さすがに江戸が始まった頃の話なので幕末ほどに面白さはなかった.昔の中国における民族の意識のようなものがわかったのは収穫だった.

村上春樹「ノルウェイの森」を読んだ

学生の時以来2回目.めちゃくちゃ面白かった.大学生の頃読んだときは全く意味がわからなかったがすごくわかるようになっていた.主人公の考え方が自分に近いところがあってより共感できるような内容だった.

村上春樹「海辺のカフカ」を読んだ

10年以上ぶりに読み返した.前回読んだときは精神世界の話に全くついていけずにほぼ字面を追うだけだったが今回は読み込めた. ほとんど内容を忘れていたのでナカタさんの展開には相当に驚かされた. ようやく全体の流れが掴めたところで難解さを理解できた気がする.また数年経ったら読んでみよう.

村上春樹「東京奇譚集」を読んだ

最初のお話が著者の聞いた偶然についての話だったからつまらない本かと思ったが,2つ目の話からは結構おもしろかった.とくに「どこであれそれが見つかりそうな場所で」は何年か後にもう一回読んでみたい作品だった.