書店で平積みされていたので買ってみた本.この手の話は読むのがきつかった.想像力を働かせてしまうと生理的に貧血を起こしてしまいそうだった.
西尾維新「戦物語」を読んだ
積まれていた物語シリーズの最新刊を読んだ.怪異単はどこにいったのだろう..と最後のオチがなんで?というものだった.これまだ続くのか?
司馬遼太郎「韃靼疾風録」を読んだ
久しぶりに司馬本を読みたくなって読んでみた.さすがに江戸が始まった頃の話なので幕末ほどに面白さはなかった.昔の中国における民族の意識のようなものがわかったのは収穫だった.
村上春樹「ノルウェイの森」を読んだ
学生の時以来2回目.めちゃくちゃ面白かった.大学生の頃読んだときは全く意味がわからなかったがすごくわかるようになっていた.主人公の考え方が自分に近いところがあってより共感できるような内容だった.
村上春樹「海辺のカフカ」を読んだ
10年以上ぶりに読み返した.前回読んだときは精神世界の話に全くついていけずにほぼ字面を追うだけだったが今回は読み込めた. ほとんど内容を忘れていたのでナカタさんの展開には相当に驚かされた. ようやく全体の流れが掴めたところで難解さを理解できた気がする.また数年経ったら読んでみよう.
村上春樹「東京奇譚集」を読んだ
最初のお話が著者の聞いた偶然についての話だったからつまらない本かと思ったが,2つ目の話からは結構おもしろかった.とくに「どこであれそれが見つかりそうな場所で」は何年か後にもう一回読んでみたい作品だった.
村上春樹「螢・納屋を焼く・その他の短編集」を読んだ
短編だからこそというか短すぎて読み取りが難しい作品が多かった.特に納屋を焼くなどは他の解釈の仕方もあるのなら是非聞いてみたいと思える作品だった.