1000冊の記憶

1000冊以上本を読むともう内容が曖昧になってくるのでちゃんと感想を残します http://booklog.jp/users/f_t812

石田衣良「七つの試練」を読んだ

ちょっっとだけ淡泊になったかな,そんな印象だった.前の巻まではストーリィにもうひと捻りあった気がする.うまく行くような感じを匂わせてからのピンチ,逆転,みたいな.4つのお話のうち,ハラハラしながら読んだのは本のタイトルにもなっている七つの試練という話.それ以外は解決困難,とか面倒とかってキーワードが並ぶ割にすんなり解決してしまった. 時事ネタが入ってくるのは相変わらずおもしろいし,ネットからはほんの少し距離をおいた視点で話が進んでいくところも気に入っているけど流石にちょっとネタ切れなのかな...