※ネタバレ注意
選書の理由
森先生のこのシリーズは無条件購入。このシリーズは人間とは何かを色々考えさせられるので非常に面白い。書評
人工知能いが希望的観測をして演算から導かれる事実を見誤る。それを修正するために他の先輩人工知能が指導を行う。学習の速度、時間感覚が違うだけでこれもはや人間に近い。人工知能の行き着く先は今の人間とは時間サイクル、時間の価値観が違うだけで他の点では人間そのものになるのではないかと思ってしまう。そういった意味では結局人間が産み出せるものなど所詮人間のコピィに過ぎないのではないだろうか。- メモ
- 「わからないのは、悪い状態ではない。」
- 「ラビーナのロボットのこと。あんなことしなくても、彼女は立派に生きているのに」
- "言いたい言葉はあったが、言わなければいけない言葉は一つも見つからなかった。"
- 「その素直さが、私は好きです。」