1000冊の記憶

1000冊以上本を読むともう内容が曖昧になってくるのでちゃんと感想を残します http://booklog.jp/users/f_t812

A・キンブレル(著) 福岡伸一(訳)「生命に部分はない」

選書のきっかけ 「世界は分けてもわからない」「生物と無生物のあいだ」と福岡伸一先生の本を読んでみたところとても面白かったので訳書ではあるけど、これも読んでみる。 所感 人間の体を部品として売り買いする様が、その歴史から今に至る過程まで様々な事…

福岡伸一「生物と無生物のあいだ」

選書のきっかけ 「世界は分けてもわからない」がとても魅力的な文章で描かれている科学系の本だったのでこの著者の本をいくつか読んでみる。 所感 この著者の書くものを読むのはまだ2冊目だけど、どちらも科学系の書物なのにとても文学的な表現に溢れていて…

福岡伸一「世界は分けてもわからない」

最近新書が出て書店の本棚で見かけることが多いのであえてちょっと前に出たものをチョイス。 冒頭、プロローグからとても詩的な始まりで本当に科学系の本なのかと思うくらい人物にのめり込んでしまうところだった。まだ冒頭数ページだが文章から濃厚さが感じ…

諸富祥彦「人生を半分あきらめて生きる」

まとめアプリで記事を見かけたので購入。特に何かを諦めるつもりもないけど、いつのまにかあきらめてしまわないようになれば良いなと思って読んでみる。 何かをあきらめるためには何かに執着する必要があると思うけど、プロローグに上がっている例をみる限り…

池谷裕二「進化しすぎた脳」

ニュースまとめアプリで見かけたので購入してみた。 もともとどこかの部位を切除したとか、手術を施したとかいう記述が苦手なので若干苦労しながら読み進める。タイトルにある進化しすぎた脳という話は非常に興味深くて、脳に水が溜まるなどしていて生まれつ…

養老孟司x名越康文「「他人」の壁」

まとめアプリで見た本が書店の店頭にも置いてあったので購入してみた。 "常識の世界からは外れていると認識していた"か、自分にも同じような感覚が未だにあって、自分のやっていること、考えていることには実は絶対的な正解があって自分のしているそれは正解…

本多孝好「MEMORY」2回目

※ネタバレ注意 「MOMENT」「WILL」と立て続けに読んできた。やっぱりシリーズは一気通貫で読むと細かい部分がちゃんと繋がって面白い。刊行時期に合わせて読むと期間が空きすぎてどうしてもあやふやな部分ができるから。まぁ真賀田四季ばりの記憶力があれば…

齋藤孝「「言葉にできる人」の話し方」

SmartNewsの読書タブを見ていたら出てきたので試しに購入。この手の本とか自己啓発本はいくつか読んだけどなかなか馴染めない。でも馴染めない感を確認するかのように定期的に読んでる。自己啓発系の本を読む利点は個人的にこの手の本がどうしても信じられな…

本多孝好「WILL」2回目

※ネタバレ注意 泣きながら3回目のMOMENTをなんとか読み終えたので今度は続編「WILL」の2回目。 読中メモ 森野のいう絶情はもしかしたら、やり場のない喪失感・悲しさ・虚しさ・不安とか全部入り混じったもので、泣くことすらできない、とにかく何をしても消…

本多孝好「MOMENT」3回目

※ネタバレ注意 1000冊以上読んできた中でも1、2を争うぐらい好きな本。最初に読んだ時は感動して虚脱感しかなかった。帯にはミステリィって書いてあるけど純文学な気がする。今誰かにおすすめするならこの本かな。果たして3回目の読後感や如何に。 読中メモ …

三砂ちづる「死にゆく人のかたわらで」

※ネタバレ注意 神保町の三省堂で偶然目についた本。ちょっと立ち読みしたら目次に感じるものがあったので購入してみた。 読中メモ “人の記憶は三世代で失われる。"なんと今の時代、祖母、母と母乳で育てられなかった世代の女性は母乳が出にくくなっていると…

本多孝好「dele」

※ネタバレ注意 MOMENT、WILL、MEMORYこの先生の作品はとても切なくて、読んでいると手が震えてくるぐらい心に響く。誰かにオススメの本を聞かれたらまずはMOMENTを紹介することにしています。この本もとても楽しみ。 読中メモ 一気に読み終わってしまった… …

東野圭吾「むかし僕が死んだ家」2回目

※ネタバレ注意 この作品は僕に本の面白さを教えてくれた。今から10数年前、まだ大学生だった頃、当時一年に一冊読むか読まないか程度でどちらかといえば漫画の方が購入量が多かった。そんな時、気まぐれで入った本屋で本当に偶然、タイトルが目に留まって購…

森博嗣「四季・冬」複数回目

※ネタバレ要注意 四季シリーズ「冬」もう何回読んだか忘れた。X、G、Wと一気に、そして少し前に百年シリーズを読んだこともあってここはぜひ四季シリーズを読まなければならないと勝手に感じた。というか僕はS&Mシリーズから入った口なんで主人公はいつまで…

森博嗣「青白く輝く月を見たか?」

※ネタバレ注意 Wシリーズ最新刊 この巻を読むために前作までの5巻を一気通貫で全部読んだ。いざ尋常に勝負。 読中メモ “天井"と"天丼"をいつも見間違う。前後のコンテキストから先入観を受けていないとポジティブに捉えておく。 ナクチュのリーダであるカン…

森博嗣「私たちは生きているのか?」2回目

※ネタバレ注意 Wシリーズ2周目 それなりに内容覚えてるけどせっかくだからこれ読んでから最新刊に取り掛かる。 読中メモ だんだんデボラが攻殻機動隊のタチコマとかロジコマに見えてきた。見えてないか、読めてきた?感じられてきた?思えてきた? デボラと…

森博嗣「デボラ、眠っているのか?」2回目

※ネタバレ注意 Wシリーズ2周目 今まで各巻3ヶ月ぐらいのスパンを開けて読んでいたのでそれぞれ別の場所での話かと思ってたけど、結構前巻、前々巻は同じ場所だったし実は百年シリーズの舞台だったしと新たな発見が多くて驚き。 読中メモ 前巻でハギリ博士の…

森博嗣「風は青海を渡るのか?」2回目

※ネタバレ注意 Wシリーズ2周目 タイトルだけだと内容全く思い出せない。読んだら何が出てくるか楽しみ。 読中メモ 「君のそういうところが、私は好きだ」自分が他人に対して好きになれるところを認識できるようになりたいな。それを言葉に出すかどうかは別と…

森博嗣「魔法の色を知っているか?」2回目

※ネタバレ注意 Wシリーズ2周目、というかXシリーズ、Gシリーズを一気読み中。Wシリーズは新刊「青白く輝く月を見たか?」が発売されたのでこれを読む前にあえてこれまでの復習。 読中メモ アネバネは小柄で体格のいい人物だと思ってたけど痩せてるらしい。イ…

森博嗣「彼女は一人で歩くのか?」2回目

※ネタバレ注意 Wシリーズ2周目 1巻は記憶が薄いのでX、Gシリーズ2周目を読み終わった直後のこのタイミングで読み直す。 読中メモ アリチ博士のセリフってこれだけだったのか。パラサイトが被害者ってのはどういう意味だったかな。パラサイトしたのは人間の方…

森博嗣「χの悲劇」2回目

※ネタバレ注意 Gシリーズ2周目 ほんとは前巻で2周目は止める予定だったけど、ものすごく気になったからこの巻も読む。 読中メモ 観戦に島田さんのストーリィで半分以上読んでもこれといって思う事が全くない。 金は誰だろう、島田よりも萌絵のことを知ってる…

森博嗣「キウイγは時計仕掛け」2回目

※ネタバレ注意 Gシリーズ2周目 2周目はこのγで最後、χは時系列がぶっ飛ぶし、記憶にも新しいから今回は読まない。 読中メモ “犀川の頭の半分は、γのことを考えていた。考えるといっても、ただ、連想を続けるだけで、夢を見ているような状態だった。" 考え方…

河合隼雄「無意識の構造」

新宿の書店で見かけたので購入。今のAIブームは人間の無意識を理解できない限り発展はないと思ってるところだったので、一度試しにこの手の本を読んでみる。 読中メモ コンプレックスの話、因果推論に置ける共変量に構造が似ている気がする。 自我は新しい経…

森博嗣「ジグβは神ですか」2回目

※ネタバレ注意 Gシリーズ2周目 登場人物見たら加部谷とか雨宮がもう就職しとるし時間の流れの早さにびっくり。特に山吹の職業からすると、前作から数年の時間が経ってる。。なんで海月君だけまだ学生なんやろ。。1年生から入り直したんか。。 読中メモ なん…

森博嗣「目薬αで殺菌します」2回目

※ネタバレ注意 Gシリーズ2周目 この巻も最初に読んだ時の記憶がほとんどない。でも最近の巻の萌絵の不安定さは前巻である程度解明されたから本来の登場人物中心に戻っているんじゃないかしら。 読中メモ 既に萌絵がW大に行ってしまってるのか・・・というこ…

森博嗣「ηなのに夢のよう」2回目

※ネタバレ注意 Gシリーズ2周目 ε前後での記憶の残り方に違いを感じている。この辺りから読んだ本の冊数が自分の限界量を超えて記憶できなくなってるのかも、10年ぐらい前の話。登場人物見てなんとなく思い出した、この巻はVシリーズの登場人物の話だったかな…

森博嗣「λに歯がない」2回目

※ネタバレ注意 Gシリーズ2周目 このあたりの巻から結構記憶が曖昧なので逆に楽しみ。 読中メモ 今回の実験施設の話で、なぜかS&Mシリーズで犀川研が花火を見にいくシーンを思い出した。あれは確か発破解体現場でショーをやる話だったと思うけど、何巻だった…

森博嗣「εに誓って」2回目

※ネタバレ注意 Gシリーズ2周目。この本は大学院受験間近に控えてたから買っただけでしばらく研究室の机の上に置きっ放しになってた巻。いつも森先生の本は発刊された瞬間に買って読んでたので例外的でとても思い出深い本。これを買った当時、発売日になって…

森博嗣「τになるまで待って」2回目

※ネタバレ注意 Gシリーズ第3巻2周目 前巻あたりから犀川先生と萌絵のやりとりが増えてきて面白くなってきた。 読中メモ “珍しく彼も視線を上げて、加部谷を見つめた。こちらの視線の方がずいぶん優しい、” “そんな夢を見たような気がした。いうまでもなく、…

柴崎友香「わたしがいなかった街で」

※ネタバレ注意 池袋の大型書店の特集本棚で偶然見かけた本。なんとなくタイトルに惹かれて裏面のあらすじがちょっとだけ気になったので買ってみた。こういうのはジャケ買いじゃないよな、なんていうんだろ、タイトル買い?もしくはあらすじ買いとか? 読中メ…