1000冊の記憶

1000冊以上本を読むともう内容が曖昧になってくるのでちゃんと感想を残します http://booklog.jp/users/f_t812

三島由紀夫「音楽」を読んだ

精神分析について書かれた本だということで読んでみた.音楽という言葉も比喩に用いられていたが精神疾患とは違いどちらかというとトラウマに近いものが題材になっていると思われる.

三島由紀夫「音楽」を読んだ

精神分析について書かれた本だということで読んでみた.音楽という言葉も比喩に用いられていたが精神疾患とは違いどちらかというとトラウマに近いものが題材になっていると思われる.

村上春樹「バースディ・ガール」を読んだ

短いけど面白い本だった.全てが読者に問いかけられる形になっていて想像が膨らまされた.

村上春樹「図書館奇譚」を読んだ

不思議な話だった.最後まで何を象徴しているのか全くわからんかった.30分程度で読み終わってしまった.もっと壮大なストーリーで読んでみたい.

福岡伸一「新版 動的平衡3」を読んだ

新書になって加筆されているということで読んでみた.前に読んだ単行本版をほとんど覚えていなかったけど,なんとなく読んだことあるような内容だったり,あぁここに描いてることだったかと思い返すことができた.加筆部分についてはそれほど新鮮味はなくい…

村上春樹「パン屋を襲う」を読んだ

1時間で読み終わってしまった.これは示唆にとむというよりも不思議な本だった.どちらかというと伊坂幸太郎の作品に通づるものがあった.

村上春樹「ねむり」を読んだ

これまた面白い一冊だった.一文一文味わいながら読むと違ったものが見えてくる気がする.これから何回か読んでもいいかも.

村上春樹「レキシントンの幽霊」を読んだ

久しぶりの村上春樹の短編集.けっこうおもしろかった.いつものような統合失調症患者のような妄想は炸裂しなかったけど,その予兆はいくらか感じられて読みがいがあった.

村上春樹「ダンス・ダンス・ダンス」(上)(下)を読んだ

これも面白い作品だった.読み進めるのがもったいないぐらいに主人公の描写に共感がもてた.それから村上作品が集団心理を表しているのでは?という話を聞いて描写にまた違う意味合いを感じるようになってきた.

スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ「ボタン穴から見た戦争」

SNSで見かけて読んでみた本.訳がよくないのか,証言者の話し方がよくないのかさっぱりわからない部分がけっこうあった.それでも子供の視点での戦争の印象を知ることができたような気がする.これはあまり読みたくない部類の本だ.

村上春樹「国境の南,太陽の西」を読んだ

今の自分の心境を代弁しているかのような主人公だった.これは久々にハマった.

磯部涼「ルポ川崎」を読んだ

久しぶりにアウトロー系の本を読んでみたくなって読んでみた.白黒写真から受ける印象が強すぎてとても悪い印象を抱くけど実際にGoogleマップとかでみてみると全く印象が違った.一度は自分の目で見て確かめた方が良いのかも.

村上春樹「スプートニクの恋人」を読んだ

今まで単行本ばかり探していたので文庫本に目が入ってなかった.最近はどの村上作品を読んでも面白い.

遠藤周作「白い人・黄色い人」を読んだ

初の遠藤周作作品.なかなか面白かった.違うのも読んでみよ.

ロバート・コルカー「統合失調症の一族」を読んだ

海外の本らしく余計な情報ばかりで非常に読みにくかった.

アゴタ・クリストフ「第三の嘘」を読んだ

「悪童日記」から続く3部作の3作目ということで読んでみた.過去2作を考えると難解すぎて途中でこんがらがってしまった.難しい..

アゴタ・クリストフ「ふたりの証拠」を読んだ

「悪童日記」の続編と聞いて読んでみた.悪童日記ほどのインパクトと描写はなかったが,またしても最後の最後に物語が根底からわからなくなった.次の一冊に期待しておくことにする.

アゴタ・クリストフ「悪童日記」を読んだ

人から聞いて読んだみた本.これは問題作だわ.子供に愛情という感情を一切持たせていない.こんな描画できるのかと思わせるような内容だった.他の本も読んでみたいかも.

佐伯胖「「わかる」とうことの意味」を読んだ

SNSで流れてきたので読んでみた本.「わかる」ということについて哲学的な考察でもあるのかと思ったが学校教育の話がメインだった.それでも”子供”を”部下”,”後輩”に置き換えれば役立つところは色々あったように思う.

森博嗣「オメガ城の惨劇」を読んだ

SAIKAWA Sohei's last caseとあったので意気揚々とFUZUKUEで読んできた. いやー,まじかーとしか言えないラストだった.ぜひまた犀川先生がでてくる話を読みたい.

桐野夏生「日没」を読んだ

勧められて読んでみた一冊.途中からわけがわからなくなって最後の最後にもっとわからなくなった. 本気で描いてるのか,わざと描いているのかなんとも言えない本だった.

L・ハンケ「アリストテレスとアメリカ・インディアン」を読んだ

ヨーロッパ人がいかなる思想をもってインディアン(現地人)を対峙していったか.文明と文明がぶつかったときに何が起こるのかがよくわかった.現代でも同じことが起こる程度には人間は進歩してないだろうなと思った.

村上春樹「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」を読んだ

相変わらずの世界観だった.統合失調症患者の症状を絵に描いたような感じで普通に読んだら読みにくさしかないような一冊.でも最近はこんなのが読みやすくなっている.

石田衣良「ペットショップ無惨」を読んだ

池袋ウエストゲートパークシリーズの最新刊.娯楽感覚でさらっと読む一冊.昔と違って重厚感はないし主人公がピンチになることもない.これも時代に合わせた流れなのかなと思う.よくも悪くもない.

福沢諭吉「現代語訳 文明論之概略」を読んだ

SNSで流れてきたので読んでみた一冊.時代背景的に現代とはそぐわない面もあったものの徳と智について考え方を整理できる一冊だった.

凪良ゆう「汝,星のごとく」を読んだ

凪良ゆうの新刊ということで読んでみた.途中から切なくなってきて,最後はしんどかったけど最後の最後でどんでん返しがあった.メンタル辛い時には読まない方が良い.

福沢諭吉「学問のすすめ 現代語訳版」を読んだ

SNSの情報から読みたくなったので読んでみた.確かに何故学問をしなければいけないのか国や社会のあり方から説かれていてこれは読む価値があると思った.時代の変化から若干ずれがあるのは感じるものの非常にためになる本だと思う.

佐藤正午「月の満ち欠け」を読んだ

書店で並んでいて表紙の内容が気になったので読んでみた一冊.なかなか面白い内容だったがちょっと重かった.就寝前に読んで寝れなくなる日もあるぐらいだった.ヒロインの女性キャラが気になった.

村上春樹「羊をめぐる冒険」を読んだ

今の村上春樹作品の原型とも言えるような作品だった.途中から訳がわからなくなりどうゆうことや?と言いたくなる一冊だった.ただ訳はわからんものの現在のような統合失調症患者の内面を描いたようなものではなく単に訳がわからんだけだった.

堀川恵子「裁かれた命」を読んだ

SNSで流れてきたので読んでみた一冊. そうぜつな内容だった.死刑は電気ショックなどで一瞬で終わるものだと思っていたら2010年代時点では絞首刑が行われており絶命するまで10分以上かかっても早い方というのに驚愕した.こんなもの止めてしまった方が良い…